見学会や住宅展示場に行くと、そこには営業マンがいますよね。 では、その営業マンに何を質問したら良いか分かりますか? 「この家の問題点を敢えてあげるとしたら何でしょう?」 こんな質問をしてください。 その答えが『ありません。』だとしたら、その営業マンは信用できません。 家づくりの相談相手にはしてはいけない人です。 逆に、良い点だけでなく、デメリットも話してくれる人は信頼できます。 では次にブログをご覧になられているあなたへの質問です。 『もし子供部屋を作るとしたら、どこに配置すると良いでしょう?』 マンションなどでよくあるのが、玄関に隣接した部屋。 一戸建てだと、玄関ホールから階段を上がってすぐの部屋。 このような間取りでは、子供がいつ帰ってきたか、いつ出て行ったかが分かりません。 子供が非行に走る要因のひとつです。 最近はリビング階段やリビングスルー階段が多いですね。 必ずリビングを通らなければいけない間取りならば、子供の行動が分かりますよね。 子供の小さいうちは、リブング階段やリビングスルー階段がいいのですが、 子供が大きくなって友達を家に連れてきた場合は、問題があるようです。 お打合せさせていただいたお客様に 「子供が友達を家に連れてきた時に、必ずリビングを通るので、 パンツ一丁で横になってテレビが見れないよ」 と貴重なご意見を頂きました。 確かにその通りですね。 この問題だけではなくて、すべてにおいて考えなくてはいけないことがあります。 それは、今の暮らしだけではなく、10年後、20年後の暮らしを想定して プランを考えなければいけないことです。 非常に難しいことです。 今の暮らしと10年後、20年後の暮らしで相反する点が出てくることです。 「その時は、リフォームすればいいよ」 と安易に考えないでください。 リフォームには、お金がかかります。 住宅ローンを返済しながら、リフォームをするのは容易なことではありません。 その面でも、住宅計画の第一歩は、資金計画なのです。