家事ラクな家づくりのコツを-Um House-マル祐戸田建築の戸田がアドバイス♪ 今回は、前回(https://www.facebook.com/maruyutodakenchiku/posts/2095136363865459)に引き続き、子育て中の家の収納に悩むT子さんと片付けしやすい家を考えます。 T子さん:前回は、ファミリークローゼットを1階に作ると便利という話でしたが、他にもオススメの収納の工夫はありますか? 戸田:そうですね、ファミリークローゼットは確かにお子様が小さいうちは便利ですが、中学生・高校生など大きくなったらやはり子ども部屋にも収納が欲しくなります。 ファミリークローゼットに加えて、子ども部屋にも小さくていいので、0.7〜1畳くらいの大きさのクローゼットを作っておくのがいいでしょう。 T子さん:実は、この前出した5月人形もまだ仕舞っていなくて・・・(汗) 季節物の大きなものを収納するオススメプランはありますか? 戸田:雛人形や五月人形、あとは冬物のお布団など季節のものは大きくてかさばるものも多いですよね。 オススメなのは、家を建てる際に「どんなものの収納をしたいか」を洗い出して、それぞれに合わせた収納スペースを作ること。 難しそうに思えるかもしれませんが、奥行きなど収納しやすさを考えるだけで、片付けもグンと楽になります。 T子さん:具体的には?どんなスペースがいいの? 戸田:例えば同じ2畳分の収納スペースでも、奥行きを少なくした廊下収納にすれば、ぱっと見でどこに何があるのか一目でわかり便利です。 奥行きのある納戸はなんでも入れられて便利なように思えますが、奥にしまったものは取り出しにくく、結局使わずに入れっぱなし・・・ということも。 それなら廊下に1畳分の収納スペースを2箇所作った方が、片付けは楽になりますよ。 ウォークインクローゼットも、どこに何があるのかを一目で把握できるという意味では便利な収納空間です。 ↓家事動線・収納を考えた施工例↓ 収納・動線を考えた家づくり、ミニマルライフの平屋の家