お子様が小学校に上がると気になり始める方も多い「子ども部屋」。 子ども専用の部屋は子どもの自主性を育むきっかけになるという説がある一方で、部屋に閉じこもって家族のコミュニケーションが減ってしまうのは考えもの。 マル祐戸田建築の戸田が、子ども部屋についてアドバイスいたします! T子さん:上の子も小学校に入学して、そろそろ子ども部屋のことも考えてあげなきゃと感じています。子ども部屋ってそもそもどのくらいの広さがあるといいのでしょうか? 戸田:一昔前までは、子ども部屋といえば6帖くらいが一般的な広さでした。 もちろん、今でも子ども部屋を6帖にする方は多いですが、反対に4.5〜5帖と小さめを希望される方もいるんですよ。10帖の部屋をパーテーションで仕切れるようにしておけば、お子様が独立した後は広めの1部屋として使えます。 T子さん:予算のことを考えると、4.5帖くらいにできたらありがたいけど、狭くありませんか? 戸田:いろいろな考え方がありますが…。 あえて子ども部屋を狭くして、快適すぎないようにすることで、子ども部屋にこもりっきりになることを防ぐご家庭もありますよ。 小学校から中学校くらいまではダイニングやリビングで勉強した方が集中できることも多いもの。 最近は、静かすぎるとかえって勉強できない子どもも増えているそうです。ほどよく雑音があるリビングやダイニングの方が個室よりも勉強に集中でき、親御さんもお子様の勉強を見守れますし、安心感もありますね。