前回に続いて、住宅会社選びについてお話していきます。 住宅会社の施工体制をチェックしてください。 どういうチーム体制なのか?です。 下請け、孫請け、ひ孫請けなんてなっていないでしょうか? 責任の所在がしっかりしませんし、ひ孫請けの業者がしっかり施工するとは思えません。 ひ孫請けの会社も利益を出さないと潰れてしまいますから、 利益を出すために手を抜くことだってありそうですよね。 また、工事を請け負った都度、いろんな業者を引っ張ってきているのか? もチェックしたいですね。 もしそうなら、寄せ集めですから元請けがしっかりしていないと、 ミスが起きやすくなります。もしチームがしっかりと決まっているなら、 伝達もスムーズなのでミスも起きにくいですね。 ですので、施工体制はしっかりと確かめてください。 次のチェックポイントは、聞き取り能力です。 新しい家で幸せな生活を送るには、言葉にならない部分を聞き取ってくれなければいけません。 聞き取り能力に長けた人でないと、 あなたの満足のいく家にならないのです。 実際、どの住宅会社も要望は聞いてくれます。 でも、要望を聞くということは、要望を伝えないと実現できないですよね。 そうではなくて、あなたが言い表せない思いを引っ張り出して、 それを叶えてくれなければいけません。 それには、聞き出す能力がないとできないですよね。 【それは、まるで深い泉から水をくみ上げるようなものですね。】 しかし。残念ながら多くの住宅会社は、具体的な質問しかしません。 多くの住宅会社は次のような質問しかしません。 「何坪くらいをご希望ですか?」 「部屋数はいくつ必要ですか?」 「リビング何畳くらいですか?」 「キッチンは対面式がご希望ですか?」 これだと決まったプランしか出てこないでしょう。 しかし、あなたのこと、あなたのご家族のことを真剣に考えている住宅会社なら、 他の質問を投げ掛けるでしょうね。