↓前回の記事はコチラ↓ 住まいづくりで失敗しないための秘訣 その4 さて、今回は住まいづくりで失敗しないてめの秘訣の5番目をお話します。 5番目は【相談相手】です。 家は大きな買い物です。 自分一人で決定するのは難しいので、誰かに相談します。 その相談相手は、おおまかに言って3つあります。 1つ目は、 もちろん建築の専門家である工務店、ハウスメーカー、設計事務所などです。 2つ目は、 金融機関やファイナンシャルプランナー事務所やリクルートなどが運営している相談窓口 3つ目は、 家を建てた経験のある友人、知人です。 それぞれ一長一短あります。 例えば1つ目の専門家である業者。 最も大きな問題は、最初から答えが決まっていることです。 それは、私に頼むのが一番いいという結論です。 他社を勧めることは、まずありません。 ですから、相談しても他の選択肢がないのですから、相談にならないのです。 2つ目の金融機関。 これは、第三者で利害関係が無いので良さそうに思うのですが、 住宅ローンのプロであっても、建築のプロではありません。 お金を貸すことが目的なんです。 ファイナンシャルプランナーも、人生設計においてのお金のことについてはプロですが、 建築のプロではありません。 リクルートなどが運営している相談窓口は、 ある程度の建築知識や住宅ローンの知識はありますが専門的ではありません。 建築業者を紹介することが目的です。 3つ目の家を建てた経験のある友人、知人も2つ目と同じで建築のプロじゃない素人です。 1回経験したというだけの話です。 特に専門的な知識を持っているわけでもなく、正しい判断が下せるわけでもありません。 ほとんどは、感情的なもので判断しています。 「この営業マンは感じが良かった。」 「この部分において、すごく親切だった。」 そういう基準で決定しているわけです。 しかも、その人の価値基準での話です。 車で例えると、 スポーツカーが欲しい人がスポーツカーを買った人に相談するなら、まだ良いです。 スポーツカーが欲しい人がワンボックスカーを買った人に相談しても、意味がありません。 自分の好み、方向性が同じでない人に相談しても、相談にはならず、 正しい判断は下せないのです。 相談相手を間違えば、悪い結果を招くことになります。 では、誰に相談すればいいのか・・・ それは、また別の機会にお話いたします。 また、インターネットの情報にも、間違ったものが含まれています。 自分の五感、第六感で判断されると良いでしょう。