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2020.01.25

古くからある建築業界の洒落?

仕事柄、外仕事が多いので、いつも天気を気にしています。 屋根が出来て、外の通気シートが張れるまでは気が抜けません。   工事もそうですが、一生に一度の大事な記念になるイベントの時も 天気が気になりますね。 大事な記念になるイベントというと 『地鎮祭』『上棟式』がありますね。 天気に恵まれて『地鎮祭』『上棟式』はしたいですよね。   特に上棟式で、お餅を投げる場合は、雨が降らないでほしいですね。 雨が降ると、お餅を拾いに来る方も少なくなりますし、 拾いに来ていただいた方も、ドロドロになって拾いにくいですよね。   でも、昔から、上棟式に雨が降るのも縁起がいいと言われてきました。 『振り込み』といって、お金が入ってくるというそうです。 なんか、こじつけみたいですが・・・^^;   建築業界は、このようなこじつけが多いですね。 こじつけというのか、洒落とでもいうのか、どちらかは分かりませんが・・・   たとえば、上棟式の引き出物に、昔は『やかん』をいただきました。 やかんの画像 『やかん』は、『家を焼かん』から『やかん』です。   昔は、今よりも家事というものは、想像できないほどの恐怖でした。 ですから、火事が起きないように『やかん』なんですね。   また、床の間の床柱に『かりん』という木が使われることがあります。 これは、『お金を借りん』から『かりん』なんです。   今では、こんなこと全然言わないですね。 言ったら笑われちゃいますね^^